Days Japan休刊

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181117-00000027-asahi-soci

 

フォトジャーナリズムの月刊誌のDays Japanが休刊になってしまったようです。

私は定期購読していなかったものの、創刊からしばらく購読していました。日本のマスコミが取り上げないパレスチナ問題や中東問題を扱っていて、気鋭のジャーナリストが寄稿していて面白い雑誌でした。3.11前に浜岡原発の危険性を指摘したり尖っていました。

編集長が広河さんから交代されてから、ソフトな記事が多くなり、読まなくなっていました。定期購読が最大1万を超えていたのはすごいなと思います。イベントで編集長の広河さんが定期購読の重要性を伝えられていたのが印象に残っています。

休刊という事実は寂しいです。Daysがなくなることもそうですが、その代りのジャーナリズムが日本から生まれてこないことが個人的に残念に思っています。。

実写版POKEMON

今週ハリウッドからびっくりするニュースが届きました。

 


POKÉMON Detective Pikachu - Official Trailer #1

名探偵ピカチュウの実写版の映画が製作されており、その予告編がYouTubeにアップされていました。

ピカチュウの毛皮の質感や目などがぬいぐるみなのに、なんとなくおどろおどろしい印象があり、個人的には気持ち悪いなと感じてます。

そして彼の声をライアン・レイノルズが当てていて(日本版の大川さんを意識してる?)、アニメ版の「ピカピカ」の印象しかないものとしては違和感ありまくりです。しかもダンディなピカチュウの声は人間の主人公(ティム)だけに聞こえる設定だとか。

余談ですが、初代のファンとしては、人間の主人公はサトシにしてほしかったです。

 

何よりも驚きなのが再生数です。たった3日間で3000万再生数を突破して、目を疑いました。世界的なポケモンの人気の高さにあきれるばかりでした。

任天堂ポケモンのキャラクタービジネスだけで、当面会社維持できんじゃないかと思うほどです。

 

来年の公開がちょっと気になりました。

2018年ア・リーグ最優秀新人選手賞

大谷翔平選手が全米野球記者協会による新人王に選ばれました。いわゆる二刀流がアメリカの記者に評価されるのか不安でしたが、結果的には杞憂でしたね。普段日本人選手をひいきしないのですが、彼の場合は好青年で、野球に対して真摯ですし、その上パフォーマンスもすばらしいので応援したくなりますし、彼と同じ日本人であることに少し誇りに思ってしまいます。
日本人選手としても、野茂選手、佐々木選手、イチロー選手(錚々たるメンツですね)に続く獲得で、すごいことだと思います。しかも大谷選手の場合は、過去の受賞者とは違い20代前半での受賞ですから、さらに価値が大きいようにも感じています。
先日肘の手術をして、来期は打者に専念するとのことですが、何よりもまず怪我に気を付けて(素人目には身体が並外れた能力に追いついていないようにも感じます)、来年も楽しませてくれることを期待しています。

乗馬体験@クレイン東京

彼女と乗馬体験に行ってきました。

以前から興味があったのですが、加入している福利厚生で無料体験キャンペーンがあり、彼女を誘って行くことにしました。近場の町田にある乗馬クラブに申し込みましたが、人気があるようで、土曜だと夕方の枠しか空いてませんでした。

彼女は一度体験経験があったようですが、私は初めてでしたので楽しみにしていました。

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到着後受付を済ませ、スタッフと軽くお話をしました。当クラブは馬を130頭(内120頭がサラブレッド!)しており、想像以上に規模が大きいなと思いました。サンデーサイレンス産駒(直仔)から今をときめくキングカメハメハ産駒、そしてオルフェーヴル産駒までいました。土曜日の夕方でも通われている会員さんが多かったです。ジャンプの練習もしている方もいて驚きました。

 

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安全装置付きのダウン、ブーツ、ヘルメットを装着した後に施設を回りながら、おうまさんと対面しました。私は葦毛の高齢馬(スティンガー号、牡馬です)に、彼女はDanehill Dancer産駒のフィーバー号に乗馬しました。まさかサラブレッドに乗馬できるとは思わず、興奮しました。

基本的には1周100mもないコースを回りました。乗馬した後視点は高くなるのですが、怖さは感じませんでした。お馬さんも穏やかで、歩行の際も上下することなく、気持ち良かったです。むしろ疲れで途中で止まってしまうほどでした。騎乗時には姿勢と視点に気を付けました。まずスタート、停止、方向転換の操作を覚え、最後に軽く駆け足しました。駆け足のスピード感は爽快でした(最初はビビりましたが)。駆け足の際は馬の上下に合わせて、腰を上下させるのがコツらしいですが、私はそれが比較的スムーズにできていて、ほめられました。

そして洗い場まで誘導して、おうまさんとお別れしました。スティンガー号は終始穏やかで、不安なところはなかったです。一方フィーバー号は洗い場だと多少チャカついていました(とはいえ手に余るほどではありませんでしたが)。2頭ともに感謝です。

 

終了後には勧誘がありました。30分くらい粘られましたが、私は眠たくて、話半分で聞いていました。。楽しかったのですが、ただコスト的に継続は無理だと思いました。

というのも入会金で20万を越え、毎月の費用も2万を越えますから。生き物を扱っていて、おうまさんの日々の世話を考えれば、仕方のないところだとは思っていますが、自分の収入などを鑑みると厳しいです。

 

(updated on 13/Nov/2018)

 

Photo Book

少し時間が経ちましたが、7月の披露宴のアルバムを作ることにしました。きっかけは先日両親にあったときに、アルバムが欲しいと言われたからです。

確かに自分らの分も含めて記録としてとっておくのがいいねと思ったので、カメラのキタムラでアルバムを発注しました。

エージェントから既に入手していたデータDVDを持参しました。写真の枚数が500枚近くあり、その中からまず60-70枚程度絞り込みました。その後アルバムのレイアウトを考えました。ある程度自動で時系列順に配列してくれたものに対し、調整しました。それでだいたい2時間程度かかってしまいました。最初操作に不慣れだったせいだと思いますが、予想以上に疲れました。

業者に発注すれば1万を超えますが、自分で労力を払って1冊5400円で住むのですから、いいのかなと思います。一生に残る思い出ですし。

BCターフ(2018年)

凱旋門賞馬のエネイブルが参戦しましたが、きっちり勝ちました。アメリカ芝馬はレベルが低いものの、ヨーロッパの一戦級でも負けることがありますので、そういう意味で輸送などをクリアしながら勝ったことには価値があると思います。2分32秒台のタフな馬場でしたが、そういう馬場だと強い気がします。

道中は4−5番手で、いつでも先頭を捕らえられる位置で追走していました。コーナーでは大外を回りながら、2着のマジカルの追走を振り切りながら、3着以下には9馬身差をつける強い内容でした。

 

(updated on 6/Nov/2018)

カーネギー名言集


カーネギー名言集 文庫版

カーネギー名言集 文庫版

 

デール・カーネギーの妻のドロシー・カーネギーによってまとめられた箴言集です。

著名人の言葉が綴られていますが、特別なことや、言い回しが複雑なことは少なくて、比較的平易な言葉が多くて、読みやすかったです。

いろんな悩みに対する対処や向き合い方がたくさん書かれていて、過去の偉人も似たような悩みを持っていて、彼らなりに対処していたんだなと思いました。

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フェルメール展@上野の森美術館

上野の森美術館で開催されているフェルメール展に行ってきました。展示点数としては、50点程度でしたが、フェルメール作品が8作品も展示されており、それが圧巻でした。他には同時代のオランダ画家の作品が展示されておりました。アムステルダム国立美術館の作品が多数を占めていました。

 


本展覧会が発表されたとき、入場料が2500円と聞いたときは、フェルメール好きの私でも行くのを躊躇していました。と言いますのは一般的な美術展の入場料の1600円に比べて割高だからです。とはいえ同時にフェルメール作品を8点も見れる機会はないという思いが強く、時間ができたので行くことにしました。

結果的には行ってよかったですし、コスパ的にも悪くは無かったと思います。まず音声ガイドが無料だったこと、そしてフェルメール作品を比較的間近で見られたことが良かったです。数年前に「牛乳を注ぐ女」が来日した時には数メートル離れていて、ガラスで遮断されていてガッカリした記憶があり、今回は70cm程度の距離で見ることができ、前回の来日時と比べてじっくり鑑賞を楽しめました。

また本展覧会はジブリ美術館のように入場時間別でチケットが販売されていましたが、そのためか混雑もそれほど酷くなく、じっくり楽しめました。私は11:00-12:30入場可能のチケットを購入し、12:30に入場したのですが、並ぶことなく入場でき、むしろ人が少ないくらいでした。

 


作品の感想を簡単に。

「マルタとマリアの家のキリスト」は珍しい宗教をモチーフにした作品で、初期の作品でしたが女性の描写がらしさを感じました。

「赤い帽子の娘」はワシントンナショナルギャラリー収蔵作品で、ネットで見た時にはパッとしませんでした。しかし実物で見た時の印象はガラッと変わりました。カメラのピンボケのような視点で、暗い目の顔の中に、光が当たっている唇などの対比がすごくて惹きつけられました。

「手紙を書く婦人と召使い」は後期の作品ですが、例の窓のある部屋の作品ですが、構図、光の具合が完成されているなと感じました。

「牛乳を注ぐ女」は比較的近めの距離で鑑賞できて、本当によかったです。メイドさんの肌の力強さ、パンや牛乳の質感など、個人的に一番いいなと思いました。

ICU

三鷹にある国際基督教大学(ICU)に始めて行きました。

彼女の友達がICUで結婚式を挙げるとのことで、それに付き添いました。新郎、新婦のいずれかがICUの卒業生だと資格があるらしいです。1日1組限定で挙式を行なっているとのこと。

武蔵境駅からタクシーで向かいましたが、正門からの桜並木が見事で、いかにも大学だなと思いました。桜の時期は見事な景色だと思います。敷地内も広く、緑が多かったです。

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元々挙式には招待されていませんでしたが、花嫁さんの快諾を頂き、参列させてもらいました。花嫁さんには飛び入りなのに、いろいろ気を遣って頂き恐縮でした。

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礼拝堂はとても立派でパイプオルガンの音など凄かったです。挙式はキリスト教の方式に則ったものでしたが、神父さんからの説明が中身が濃かったのが意外でした。聖書のエピソードを引用したり(アダムとイヴの俗人的なところなど)、二人に対するヒアリングを踏まえたお言葉だったり、なかなか良い式でした。

 

その後披露宴の間は敷地内をぶらぶらしたり、食堂で仕事したりして過ごしました。面白い経験でした。

Christopher Robin

いわゆる実写版「くまのプーさん」を先日レイトショーで見てきました。

Christopher Robin

Christopher Robin

  • メディア: DVD
 

本作が発表された際は、怖い物みたさにざわついたものですが、個人的には良かったです。

プーさんの質感がちょっと使い古した感じで、TEDに近いものがありましたが、心優しいくまでよかったです。プーさん好きなので、少し甘めの採点ですが、心温まる作品でした。

 

冒頭からいきなりクリストファー・ロビン少年とプーさんたちとの別れの場面から始まり、その後クリストファーが社畜になるまでを駆け足で説明されます。

そして休日返上で仕事に追われたクリストファーのもとに、100エーカーの森の仲間たちを見失ったプーさんが現れます。プーさん登場当初は、いろいろ小さなトラブルを巻き起こしてほほえましかったです。それに対してクリストファーは苛立っていましたが。。

 

そして100エーカーの森へ行き、仲間たちを見つけ出すあたりから、クリストファーとプーさんの立ち位置が変わっていったように感じました。クリストファーは昔を思い出して笑顔になり、それに対しプーさんは自分から積極的に行動や発言をせずに、見守る立場に徹しているように感じました。それが個人的には彼の懐の大きさを感じました。そして仲間たちでは、臆病者のピグレットがとてもかわいらしかったです。

 

その後、クリストファーは現世に戻ります。しかし100エーカーの森に大事な書類を忘れてしまい(ティガーが書類を取り換えてしまった)、プーさんが荷物を届けようと提案します。その後、ピグレット、ティガー、イーヨーと旅に出て、道中娘のマデリンと合流し、クリストファーの会社へ向かいます。ぬいぐるみたちの珍道中はほほえましかったです。そして娘がパパに認められようと必死になっている姿もかわいらしかったです。

 

そしてクリストファーと再会しましたが、大多数の書類が吹き飛んでしまいました。残ったものからアイデアをひらめき、会社再建の案を出したところでお話がおしまいでした。最後強引な感じもありましたが、よくまとめられていたと思います。

 

クリストファーに対する妻(エヴリン)、娘の感情は結婚して初めて理解できる点がありました。

妻が夫のことを信用していても、冷たく当たってしまう下りなんかは心当たりがあり、そういう時は構ってあげるべきなんだよなぁ・・・と思ったり。それでも彼の見えないところでは娘にパパがあなたのことを思ってるんだよと話していて、やっぱりかれのことを信用しているんだなと感じました。

娘もパパの前ではひねくれた態度をとってしまうところなどはいじらしかったです。だからこそパパに認められてたい一心で頑張る姿には打たれました。