三味線を修理してもらう

久々に三味線の話題です。
実は昨年末に三味線を壊してしまったので、三味線屋さんに修理してもらっていました。
立てかけていた際に何かの調子で倒れてしまって、棹の継ぎ目のところが折れてしまったからです。
壊したときは頭が真っ白になりました。
いくら安物とはいえ20万円するものですからねえ。それがごみになるかと思ったら、どうしようもありません。
幸い三味線屋さんに見せたところ、修理可能とのことだったので、直るのを心待ちにしていたわけです。

それが先週末に修復されて家に届きました。
下が修復後の写真です。

どこが壊れたかわからないと思います。


修理代内訳は以下のとおり。

  • 継ぎ目の修繕×2箇所 ¥33600
  • 2の糸の糸倉割れ修繕  ¥6300


確かに安くはないですが、新品を買うのよりもかなり安く済んでよかったです。


直してもらった三味線を自分で組み立てなおしたのですが、初めてだったのでてこずりました。
けっこう力がいるんですねえ。「また折ったらどうしよう」と緊張しながら組み立てなおしました。

棹の分解、組み立て方法はこのサイトを参考にしました。動画付でわかりやすいです。


久々に弾いてみると、触りがきれいに響いてたので安心しました。三味線屋さんは流石です(電話応対もよかったし)。あと、細棹とは違い体にしっくりなじむので安定感が違うので弾き易いです。