白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々

白バラの祈り -ゾフィー・ショル、最期の日々- [DVD]

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上記の本で取り上げられた映画です。2年前に映画館で見たのですが、印象的な映画だったので感想を書きます(記憶がおぼろげなところが多々ありますが…)。


第二次世界大戦中のドイツのレジスタンス“白バラ”のゾフィー・ショルとゲシュタポの検察官との尋問がメインで描かれています。
ゾフィー・ショルは自分の信念を曲げない人として描かれています。凄いですが、正直自分はあまり共感できませんでした。
むしろゲシュタポの検察官の描写がいいと思いました。決してナチスを賞賛しているわけではなく、家族を養うためにやむを得ず働いている、というのが的を得ているように思いました。このような状況になった場合に自分がゾフィーの真理を選ぶことができるのかはわかりません。


戦争のこととか良心のこととかいろいろ考えさせてくれる映画だと思います。