米大統領選とロン・ポール候補

ニュースをぱっと見る限りは、オバマ候補かクリントン候補か、もしかしたら共和党のマケイン候補?みたいな流れになっているようですね。
ロン・ポール候補の存在はわたしも知りませんでした。
彼は「連邦政府は最小限の規模と予算にすべき」「対外不干渉主義」(いわゆる孤立主義)などを掲げる「リバタリアン」(自由論者)です。
また連邦政府と連銀に対する批判はすごいです(それ故、政府のプロパガンダ機関といっても過言でもないマスコミには取り上げられないみたいですが)。

連邦政府は米国民の世論を無視して無意味な戦争を拡大していると批判し、連銀(FRB)は第一次大戦前の設立時から今に至るまで戦費調達のためにドル札を過剰に刷ってインフレを起こす機関だと指摘して、連銀不要論を説いている。


それより何よりも驚いたのがポールへの支持がすごいことです。
現状の連邦政府の体制に反対しているアメリカ国民が多いということでしょうか?

昨年末、1日で600万ドルの献金を集め、アメリカにおける1日の政治献金集めの記録を塗り替えた。この時の献金の大半は一人あたり100ドル以下で、財界人がぽんと大金を出したのではなく、無数の一般市民が少額の献金を出し、それが全体として600万ドルになる草の根の巨額集金だった。