四季(1)

四季 春 (講談社文庫)

四季 春 (講談社文庫)

四季 夏 (講談社文庫)

四季 夏 (講談社文庫)


他の森作品を読んでないので、人物関係や他の物語の複線などはわかりませんでしたが、主人公の天才科学者の真賀田四季はすごいです。神経が研ぎ澄まされているというか、達観をもちながらふと衝動的な行動を起こすところがすごいです。ラストはびっくり。読者は人物の気持ちをトレースできるからまだしも、そんなのがわからない当事者にしてはわけがわからない、という感じ。ラストはびっくり。

  • コミュニケーションに関しての引用

何故、こんなに人はコミュニケーションを欲しがるのか、しかも、話したがっているように見えるのに、その実は、話のほとんどを認識していない。内容をすぐに忘れてしまう。話だけではない。歩いたり、食べたり、人と会ったり、すべて、結果ではなく、過程に価値を見出そうとする傾向にある。