凱旋門賞(2008年)

  • ロンシャン 芝2400m G1

最近は海外競馬ニュースをキャッチしきれていないんですが、メイショウサムソンが出走していたため、video映像を見ました。とにあえず日本馬は本気で勝つ気ならエルコンドルパサーみたいに長期滞在しなくてもトライアルぐらいは使ってほしいです。そしてトライアルを使うことを見込んで1年間のローテを組んでほしいです(ディープインパクトの時も思いましたが)。ぶっつけ本番で勝つには以前ゼンノロブロイが挑戦したような英国際Sのように少数頭で相手のレベルが手頃なレースを選択しないと厳しいと思います(このレースにはエレクトロキューショニストという隠れた実力馬がいましたけど)。
勝ったザルカヴァはかなり強いですね。仏2000ギニー1着 → 仏オークス1着 → ヴェルメイユ賞1着 → 凱旋門1着という戦績はすごすぎます。そして何より一番驚くのは血統です。Gone Westの直系であるにも関わらずロンシャンで歴戦の牡馬をねじ伏せるのは恐れ入ります。母系はニジンスキーやミルリーフの血が入っていて重厚なので拠り所がないわけではないのですが。
2、3着にはサンクルー大賞で1、2着だったユームザインとソルジャーオブフォーチュンが入着。G1を5連勝中だったデュークオブマーマレードは体調では万全ではなかったため7着に敗れました。