ジャズとは

哲学者サイラス・モズレー氏の言葉。

ジャズはリズムでもなく、またメロディーでもない、ジャズは次第に発展していくという形式でもない。ジャズは、演奏者が歌の途中、いかなる瞬間にでも感じたものを表現しようとする個人の自由というものであり、演奏されている間に想像もつかないほどの悲しみの底からつくりだされる感情なのだ。
(出典:武満徹エッセイ選 -言葉の海へ)