郡上八幡ツアー その1

郡上踊りを見る(踊る)ために大学の先輩方と行ってきました。
木曜深夜から出発しました。東名高速で向かったのですが、例の地震で上り線が崩落した影響(下り線は出発直前ぐらいに開通したらしい)でかなり渋滞していました。下り線の現場には多数のクレーン車が復旧作業していて、国家事業の本気をかいま見ることができました。


郡上八幡には昼直前に到着して、小休憩を取った後に街を散策しました。小京都といわれるだけあって、京都にちなんだ地名がちらほらありました。日本海側にありがちな武家屋敷が並んだような町並みではなく、職人町といった感じの民家が並んでいました。残念ながら写真はありません。というのも現地でデジカメの撮影機能が機能しない(再生だけは可能)ことが判明したからです、かなりショックでした。。
それから水がほんとうに澄んでいて清らかでした。町を流れる水道も、川も底がはっきり見えるぐらいでした。ところどころわき水が飲めるところがあったのですが、お腹の調子に自身がなかったので飲みませんでした。飲んだ人の感想を聞くと、「臭みがなく、おいしい」とのことでした。
散策中は鮎の塩焼きを食べたり、地酒を飲んだりして過ごしました。地酒はワンカップでしたが、飲みやすかったです。


そして7時半からテープ伴奏つきの踊りの練習が始まって、8時から踊りが始まりました。町中に置かれた屋台を中心にして数百人という人が踊っているのは凄かったです。最初はあまり積極的に踊る気はなかったのですが、踊りが始まると観光客を含め多くの人が踊り始めてしまって、踊らないほうが珍しい、という状況になってついつい踊ってしまいました。
観光客といったのですが、着物を着た人が必ずしも現地の人ではないため、私服の人以外は誰が観光客だかわかりませんでした。服装は基本フリーでOKで、下駄は推奨とのことです。何時間も慣れない下駄で踊るのは不安だったので、邪道にもスニーカーで踊ってしまいました。脚元の負担は少なくてよかったですが、下駄のからっからっ、という音を立てられないのは少し残念でした。

踊りは全部で10種類有りますが、その中で一番のお気に入りは軽快な「春駒」です。どんなに疲れていても「春駒」のメロディが聞こえると元気になれました。基本にはどれも難しくありませんが、「猫の子」だけは複雑で覚えるのに苦労しました。

途中3回程度休憩を取りましたが、それでも朝4時まで踊り続けるのはしんどかったです。「徹夜踊り」というだけあって、祭り自体は全く休憩無しでした。曲と曲の間に数分休憩があるのかなと思っていたのですが、休憩無しというのは一番衝撃的でした。それでも(休憩をとりながらも)最後まで踊り切れて本当によかったです。