第27回フェブラリーステークス

  • 東京11R D1600m G1

去年のダート界のチャンピオンのエスポワールシチーが快勝しました。道中ローレルゲレイロの2番手を進んで、残り400mで先頭に立ってからは独走でした。他の陣営も強いとコメントしているように現状ではマイル〜1800mでエスポワールシチーに勝つのはかなり難しいと思います。
個人的にはドバイ含めて海外に積極的に挑戦してほしいと思います。今年からドバイワールドカップの舞台となるメイドン競馬場はAW(オールウェザー)なので純粋なダート馬に合うか不安ではあります(アメリカのダート馬よりもヨーロッパの芝馬のほうが合うとかいう話もあるみたい)が、今回の芝の部分のスタートもまずまずでしたので決して合わないことはないと思います。むしろ距離のほうが少し心配です。というのも1900m以上の実績がありませんから。ただ遠征した時は応援したいです。

テスタマッタが2着に健闘しました。大井で2000mのG1に勝っていますが、本当は1400〜1800mぐらいのほうが合っているかもしれません。ただ今回の激戦の疲れが原因かわかりませんが全治3ヶ月以上の骨折をしたようです。残念です。
今回は上位3頭と4位以下とで5馬身も差がついてしまいましたから、今後のダートのグレートレースでは本レースの1〜3着馬+シルクメビウストランセンドあたりは素直に信用した方がいいのかなと思いました。

今回も芝の実力馬が何頭か参戦しましたが、いいところがありませんでしたね。ダート適性云々以前にいきなりダートの1流馬に勝つのは難しいと思います。過去にフェブラリーSでダート初戦の馬が好走したことはないので、今後も(他のメンバーが弱すぎない限り)軽視したいと思います。