一ヶ月近く前の７月３日になくなってしまいました。
活躍していたのが競馬を知る前だったことと残念ながら種牡馬としては成功したとは言えなかったため、それほど思い入れが強くないのですが、YouTubeなどで動画を見ると熱くなってしまいますね。多くのファンから愛されているのが伝わります。
よく引退レースの有馬記念がピックアップされますが、個人的には1989年のマイルチャンピオンシップ→ジャパンカップの連闘がかなり印象に残っています。こんなローテーションは今では考えられませんが、もっと凄いのはレース内容もどちらも秀逸だったことです。ジャパンカップは２着に負けたとはいえ、日本レコード(この記録は東京競馬場が新装されるまで破られませんでした)となったレースです。先行したホーリックスを最後まで追い詰める姿は凄かったです。南井騎手のムチ連打も凄かったです。結果はわかっているとはいえ、ゴールのシーンは悔しいと思ってしまいます。
その前週のマイルチャンピオンシップも決して楽な内容ではなく、先に抜け出したバンブーメモリーに決定的な差をつけられていたのにも関わらず（武豊騎手の騎乗も素晴らしかった）ゴール直前で差し切った凄いレースでした。
