東北地方太平洋沖地震

おとといの午後2時頃に東北地方で大きな地震が起きました。
被災に見舞われた方々には心からお見舞い申し上げます。

私は首都圏で働いているのですが、長い時間激しい横揺れが続いていました。震動の直後は震源の近くは悲惨なことになっているなと直感しましたが、震源の近くの宮城、岩手、福島の三陸沖の被害は深刻なようです。まだ被害の全容も把握しきれていないと思われますが、特に津波は恐ろしいことを改めて思い知らされました。高台に逃げるくらいしか回避方法がないと思いますが、地震発生から津波が到達するまで本当に時間がなかったので、どうしようもなかったと思います。

しかも三陸沖で地震が発生した後は、茨城県沖や新潟や長野などが震源の地震が誘発されたようで本当に怖いです。長野で震度6の地震が発生したと聞かされた時は本当に訳がわかりませんでした。今日も余震が続いていますからね。


ここからは自分の身の回りの話です。
今回の地震で始めて本気で机の下に隠れました。その後も余震に怯えてしまって仕事にもあまり集中できませんでした。
会社は埋め立て地にあるのですが、液状化現象がおきて道路がどろどろになったり、地盤がぬかるんで電柱が傾いたり、地震の恐ろしさを実感しました。
一番恐ろしかったのは海側のコンビナートで発生した火災です(いや爆発といってもいいかもしれません)。爆発の瞬間は空が真っ赤っかになって、本当に無事に帰られるのか不安になりました。

鉄道も運転中止して、道路も深刻な渋滞だったので、朝まで会社に待機していました。電車復帰直後のJR線の混雑はすごくて本当に疲れました。それでも家に帰れただけかなり良かったと思っています。自宅はほとんど被害がなく(棚の上に積んでいた本が落下したくらい)てよかったです。


震度5強程度で交通がマヒして、物流が止まってしまうのに、もし首都圏の近くもしくは東海沖でマグニチュード8レベルの地震が起きたら大変なことになるんだろうなと本気で心配になりました。