ドバイワールドカップ(2011年)

  • メイダン AW2000m G1

日本馬がワンツーを決めてくれました。最近は暗いニュースが多かったので嬉しいです。
レースメンバのレベルはかなり高かったとは思えません(私は4着のケープブランコくらししか知りませんでした)が、ドバイで勝ったことは凄いことだと思います。競走馬のレベルだけでなく、スタッフの技術の向上によるところも大きいと思います。

ヴィクトワールピサはスタートは悪かったですが、デムーロ騎手の好判断で向正面で逃げたトランセンドと並びかけ、最後はこの2頭がそのままなだれ込む形でゴールを決めました。
ヴィクトワールピサについては騎手の好騎乗があったにせよ、力強いレースだと思いました。ヨーロッパのような瞬発力勝負ではなく、中山のような平坦戦のほうが向いていると思います。
2着のトランセンドの好走には少し驚きました。バリバリのダート馬がオールウェザーコースをこなせるとは思っていませんでしたので。最後までしぶとく粘っていました。今かなり充実しているみたいですね。

ただオールウェザーコースということで、今後はアメリカ、ヨーロッパの超1流馬が参戦してくれるかどうか心配ではあります。


他のレースだと、ドバイゴールデンシャヒーンが一番印象に残りました。
シンガポールの最速スプリンターのロケットマンが直線で粘るユーロイヤーズを差しきって、2 1/4差をつけて、勝ちました。なかなか力強いレースぶりでした。意外にも国際G1勝ちは本レースが始めてみたいです。来日してほしいですが、当面は外国馬の来日はなさそうな気がしています。