浜岡原発停止命令

菅首相が浜岡原発の全ての原子炉に対して運転停止を命じました。

なぜこのタイミングか、という疑問があります(政治的なパフォーマンスの色合いが強い気もします)が、震災前から安全性に疑問が持たれていたわけですから、停止自体びっくりすることではないと思います。実際五号機は二年前に発生した地震以で操業停止していたようですし。

震災が発生してから菅さんの姿勢がほとんど見えませんでしたが、本件の対応については悪くないと思います。これをきっかけに将来のエネルギー政策について方針、政策を早期に打ち出して、実現してほしいです。

原発は中期的には頼らざるを得ませんが、その前提として想定されうる全てのリスクに対して十分な対策をとるのは当然だと考えています。短期的な雇用、エネルギー不足問題を優先して、対策が不十分な原発を見逃すのはないと思います。

それから与党、野党を問わず、政局なんかに力を入れず(マスコミの報道も政局絡みの話が多くて本当にウンザリです)、被災地の復興対策、原発を中心としたエネルギー政策の見直しに政党の枠にとらわれずに取り組んでいただきたいです。