第36回エリザベス女王杯

  • 京都11R 芝2200m G1

今年もイギリスのスノーフェアリーが強烈な末脚で差し切りました。
道中はシンメイフジが1000mを57.5の猛ペースで逃げましたが、残り100m手前で力尽きました。日本勢の有力どころのホエールキャプチャアパパネ、アヴェンチュラは先行して、ゴール手前は伸びてきて力を出し切ったのですが、道中後方待機していたスノーフェアリーが先に抜け出したホエールキャプチャアパパネの間を抜けてきました。


スノーフェアリーはスタートが特に良くなかったので、ハードローテーションの疲れが堪えているのかなと思いました(が、そんなことはなかったですね)。ムーア騎手は4角手前では内ラチ沿いに導き、内のコースを選択した騎乗ぶりは素晴らしいですね。その騎乗に見事に応えたスノーフェアリーも素晴らしいです。1頭だけ次元の違う脚でした。今年未勝利でしたが、走ってきた相手が違いましたね。次走はジャパンカップに出走することは流石にないと思います。

アヴェンチュラは今が充実期ですね。直線もすばらしい脚を使っていますが、相手が悪かったです。
アパパネは前走の大敗が気になりましたが、ここ1番では実力を出し切りますね。
ホエールキャプチャも広いコースの方が力を出せる馬だと思いますが、積極的なレース運びで実力を出し切ったと思います。