第60回阪神大賞典

  • 阪神11R 芝3000m G2

とにかくオルフェーブルに尽きますね。久々に無茶苦茶なレースを見ました。
和田騎手のナムラクレセントが1周目の4コーナーでまくって先頭に立ったところから、オルフェーヴルが先頭に立ちました。それから向こう正面で外に膨れるように急減速。最初は故障かとひやひやしましたが、騎手の指示に従ってレースを止めようとしたように見えます。そんな大きなロスがありながら、3コーナーではいつも通りに加速して(この加速が凄い)、2着に入ったのですから、相当な潜在能力です。能力的には現役の他馬を圧倒していることを改めて感じました。中距離G1だとスローペースになることはなかなかないので、今回のようなことは起こりにくいと思いますが、天皇賞凱旋門賞はスローペースになる可能性が高いでしょうから、その中で如何に我慢できるかが課題なのでしょう。
勝ったギュスターヴクライは一番上手く立ち回りましたね。