凱旋門賞(2012年)

  • ロンシャン 芝2400m G1

いや〜、オルフェーブルが本当に本当に惜しかったです。
スミヨン騎手の騎乗は良かったと思います。結果論的に早仕掛けだったかもしれませんが、最後の直線まで本当に辛抱していたと思います。むしろ後ろすぎないかヒヤヒヤしたくらいでしたが、オルフェーブルの力を引き出していたと思います。
残り300mで先頭に立った時は感動しました。残り50mの時点では勝てるかも、と思いましたが。。しかし重たい馬場が堪えたのか最後はヨレました。そこをソレミアに差されてしまいました。伏兵の牝馬に負けるとは予想していませんでしたので、ショックでした。しかも騎手がペリエ。。

オルフェーブルはアウェーでしたが、自分のレースをして、力を出し切ったと思います。最後の直線で日本で走っているのと同様の加速力を見せてくれたときは鳥肌が立ちました。本当に頑張ったと思います。
今回はデインドリームやスノーフェアリーが直前で回避したり、キャメロットがベストコンディションでないなどメンバーには恵まれなかったので、チャンスといえばチャンスでしたが。。ただ3着には7馬身ほど突き放したわけですから、本当に惜しいなと思います。


それにしてもステイゴールドは偉大です。自身も海外の重賞を2勝していますし、凱旋門賞2着馬を2頭輩出していますから、底力、環境適用性は高いでしょうね。戦績だけをみれば決して超一流とはいえませんが、そんな種牡馬から世界レベルの産駒が輩出されるのは、凄いことだと思います。

最後に、話は少し逸れますが、レース後の池江調教師のインタビューも潔くて、好印象でした。