FIFA World cup 2014 Brazil その2

予選グループF:アルゼンチンVSセルビアヘルツェゴビナ

こちらもいい試合だったと思います。
序盤にアルゼンチンがオウンゴールで先制しましたが、アルゼンチンは攻撃が単発で攻めあぐねていました。むしろセルビアの方がセットプレーからの高さのある攻撃で見せ場を作ってました。
アルゼンチンは後半からイグアインとガゴを投入し、4バックにシステムを変更してから、攻撃に連動性が生まれました。メッシのドリブル突破からのイグアインとのワン・ツーでゴールを決めました。
後半40分、ボスニアがアルゼンチンの守備の裏をかいて、1点を返しました。ボスニアにとっては、ワールドカップ初ゴールになりました。アルゼンチンとの自力の差が出ましたが、最後まで諦めなかったのはよかったと思います。
アルゼンチンは守備は問題ないと思いますので、メッシ頼みでなく、攻撃の連動性が出るかがポイントだと思います。

予選グループG:ドイツVSポルトガル

ドイツが4対0でポルトガルを粉砕しました。
ミュラーハットトリックは見事でした。ポルトガルはC.ロナウドが本調子でなかったことが痛かったですが、前半37分のDFペペの退場(頭突きはよくない)で大勢が決してしまった感じでしょうか。ドイツは前半で3点もとれたので、後半省エネできたのは今後に向けて大きいですね。セットプレーからのフンメルスのヘディングや持ち味のカウンター(得点にはなりませんでしたが)など攻撃のバリエーションが広いので、楽しみです。
逆にポルトガルは決勝トーナメント進出が厳しくなりましたね。残りの相手は、アメリカ、ガーナと決勝トーナメントの常連となりつつあるチームですから。

予選グループG:アメリカVSガーナ

実力が均衡しているチームの対戦で、かなり見応えがありました。開始30秒のアメリカの先制には驚きました。
全体的にはガーナが支配していて、終止アメリカのゴールを脅かしていました。攻撃の連動性はコートジボアールより上だと感じましたが、フィニッシュが決まらなかったのと、アメリカの集中力が凄かったです。ボアテングが投入されてからは攻撃が厳しくなり、後半38分で同点に追いつきました。そのときは引き分け、またはガーナの逆転を予想していました。
しかし、アメリカが終了直前にセットプレーからブルックスのヘディングで逆転しました。アメリカは防戦一方だったのに関わらず、最後までバテない体力もすごかったです。数少ないチャンスを決めきる決定力は凄かったです。
ガーナは惜しかったですが、他のアフリカ勢よりも強いと思いました。