第59回 有馬記念

  • 中山10R 芝2500m G1

12時半頃に中山競馬場に到着しましたが、ものすごく混雑してました。入場門で並んだのは初めてでした。レース直前では、11万人以上入っていたようです。4年前に来たときよりも混雑しているように感じました。メンバーが揃ったのが大きいと思います。

さて、レースでしたが、ジェンティルドンナが有終の美を飾りました。前半1000mが63秒の時点(超スロー)で、ジェンティルドンナの好走が確約されたようなものですね。外に入った有力馬3頭(ゴールドシップエピファネイアジャスタウェイ)が非常に消極的な騎乗で、中山らしいロングスパート戦にならなかったのに、尽きます。ジェンティルドンナにとっては、展開、枠が有利に働いたと思います。それでも最後の末脚は立派でしたし、戸崎騎手の騎乗も見事でしたし、陣営もきちんと仕上げていましたし、素直に称賛したいと思います。他の上位馬との違いは、騎手が馬を信頼して乗っていたかどうかだと思います。お疲れ様といいたいです。本当にこの馬はタフだと思いました。
牝馬で、ロングスパートに弱いと睨んでいたのでばっさり切っていたので、馬券は当たらずでした。結果論ですが、この馬を含めて牝馬が好走できる要因としては中山(小回り、急坂)という要因よりも、ロングスパートor3ハロン勝負になるかどうかが大きいと思います。ラキシスが6着に入ったくらいですし。3ハロン勝負のほうが人気順に決まるんだなと思いました。

トゥザワールドは人気薄の中では美味しい存在だと思っていましたが、インコースをついた鞍上の騎乗がよかったと思います。
ゴールドシップはレース前は岩田騎手も自信があるようなコメントをしてましたが、残り1000mくらいからの加速もなく、案外でした。このレース展開で3着に残ったのが意外なくらいです。
ジャスタウェイエピファネイアは非常に残念です。力を出し切れなかったですから。。エピファネイアの場合は前走の疲れも影響したかもしれませんが、抑えようとした陣営の方向性には不満です。この馬には積極的な外国人騎手を乗せてほしいです(一般的な外国人騎手>日本人騎手という論調には与しませんが、この馬には馬主の顔色を気にしすぎず、伸び伸び走らせてくれる騎手に乗ってほしいです)。

(29/Dec/2014更新)