富士山登山2日目

午前1時前におきて、弁当を食べてから出発しました。既に出発しているグループもいくつかありました。服装は、昼間の格好に上下のレインウェアを着ました。登っている間は、この服装で寒くありませんでした。
真っ暗でしたが、前方を進んでいるグループの光を辿って、進みました。道がそんなに広くないこともあり、団体グループの渋滞にはまりました。急ぐ必要はないので、団体のペースにあわせて、ゆっくり上りました。9合目を過ぎたあたりから、激しい岩場で少々大変でしたが、頂上が近いのでがんばりました。

午前3時過ぎに到着したため、ご来光を拝むまで山頂で2時間ほど待ちました。
待っている間はダウンを着ました。真夏でも山頂の待機のために、ダウンまたはフリースがもっていったほうがよいです。
それでも結構寒かったですが、甘酒を飲んだりして、寒さを凌ぎました。午前4時過ぎから空が明るくなりました。そこから日の出までが結構長かったです。そして、日の出の瞬間は感動しました。
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ご来光を拝めたとき、不思議と疲れが吹き飛びました。日の出の間は写真を取りまくりました。日の出の速度は早く、あっという間に太陽全体の姿が見えました。太陽が昇ってからは本当に暖かくなりました。
その後は頂上のお鉢めぐりをしました。予想外にアップダウンがあり、特に最高点の剣ヶ峰の手前は急でした。
途中影富士が見えて、感動しました。
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頂上では写真撮影のため、結構待ちましたが、風が結構強くて、吹き飛ばされないように気をつけました。最高点に到達したときは、嬉しかったです。
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少し休憩してから、6時半頃から下山し始めました。帰りは御殿場ルートを通りました。最初のほうは勾配が急で、風も吹いていましたので、慎重に降りました。登山靴はグリップが効いてはいるものの、急勾配の下り(特に斜面)では、スティックがあったほうがよかったかもと思いました。

大砂走りコースは、急勾配ではないですが、砂利道の下り坂がずっーと続きます。下り坂を調子にのって走るとひざを壊すと思ったので、スピードが出すぎないように、時々ブレーキをかけるように下りていきました。雲がかぶる高度でしたので、視界がせまく、少し不安になりましたが、道なりに進んでいきました。一番辛かったのは、砂利や小石が靴に入ることで、時々立ち止まって、砂利を取り除きました。それから前に歩いた人の砂煙が舞って、体中が砂まみれになりました。それが個人的にはこの登山の中で一番辛かったです。
コースの半分を過ぎたあたりからは勾配が緩やかになり、五合目を目指して、必死に歩きました。五合目の大石茶屋に着いたときはへとへとでした。

下山でだいぶ汚れてしまった(砂まみれ状態)ため、銭湯に入ってから、新宿へ帰りました。
本当に貴重な経験で、楽しかったです。山グッズを一通り揃えてしまったので、また登ってみたいです。
一つやり残したことを挙げれば、頂上でカップラーメンを食べることです。頂上で販売されていましたが、そのときは空むしろお腹が一杯で、御殿場ルートではカップラーメンが販売されておらず、タイミングを逃しました。。
筋肉痛はほとんどありませんでした。マラソンやハーフマラソンの後のほうが酷いくらいでした。

(18/Aug/2015更新)