凱旋門賞(2015年)

  • ロンシャン 芝2400m G1
トレヴの3連覇がかかっていましたが、3歳馬のゴールデンホーンが勝ちました。英ダービー馬の凱旋門賞制覇は久々な気がします。
ゴールデンホーンはレース序盤で掛かっていましたが、それをなだめられたことが大きかったと思います。さすがデットーリ騎手だと思いました、ここでミスしたら惨敗もありえたわけですから。2番手の位置から力強く伸びて、後続に2馬身差をつけて勝ちました。強かったと思います。戦績で言えば、エクリプスS愛チャンピオンSを勝ったので、ヨーロッパの古馬の中長距離路線の主役だと言えます。

2着、3着には先行策のフリントシャー(牡5歳)、ニューベイ(牡3歳)が入りました。斤量差が大きなレースで古馬が2着に入ったのは立派なことだと思います。フリントシャーは昨年も2着で善戦マンの印象が強いですが、タフだと思います。
トレヴは中団から追い込みましたが、3着に僅かに届かない4着でした。3連覇は達成できませんでしたが、5歳牝馬でここまで好走したのは立派だと思います。もし引退ならお疲れさまと言いたいです。