舟を編む

舟を編む (光文社文庫)

舟を編む (光文社文庫)


三浦しおんさんの辞書作りを舞台にした小説です。もともと女性誌に掲載されたものらしく、恋愛/仕事が半々で読みやすかったです(3分の1くらいを病院の待合室で読みきったほど)。

辞書作りの現場については取材されたこともあり、興味深く読みました。
全体的なテイストは正直軽いですが、さくっと小説を読みたいときにはオススメです。登場人物は多少ステレオタイプすぎるところはありますが、感情移入できるポイントはあり、そこは上手だなと思いました。