クイーンエリザベス2世カップ(2016年)

  • 沙田 芝2000m G1

2年前は香港で現地で観戦したレースです。今年はネットでレース結果を確認しましたが。
今年は日本から3頭出走しましたが、香港ダービーを勝ったウェルテルが4馬身半差の圧勝を収めました。

サトノクラウンが好スタートから1コーナーでは先頭に立つ瞬間もありました。前半1000mは61秒程度で平均以下のペースだったと思いますが、先段の入れ替えがそこそこ厳しかったように思いました。そのためか先行集団は壊滅状態でした。サトノクラウンは12着に沈みました。今回はチャンスだったように思いましたが、この馬の好走ポイントがよくわかりません。。
4着のラブリーデイはスタートはそれほど良くなかったように思いましたが、道中は先段のインコースにつけて、直線では残り300mで勝ち馬に内から差され、ゴール手前では2、3着馬(ミリタリーアタック、ブレイジングスピード)に差されてしまいました。能力的に去年がピークだったと思います。陣営は馬場を敗因に挙げていましたが、それだと高速馬場になりがちな日本のG1以外では厳しいような。。
ヌーヴォレコルトも後方からの競馬となり、直線では外を回りましたが、それだと2、3着馬だけではなく、5着のデザインズオンロームに対して部が悪いですね。自分の得意パターンでレースができないことから、能力の衰えを隠せない感じにみえました。

このレースは年末の香港カップとは違って、日本馬が勝てないことが多く、リピーターが来る印象があります。2、3、5着は過去3年の勝ち馬ですからね。
ウェルテルは馬場が向いたかもしれませんが、レース振りが上手かったと思います。もちろん後続を突き放したので能力は高いと思います。順調なら年末の香港カップの強敵となりそうです。