ヴェルサイユ宮殿
まずは初日に申し込んだヴェルサイユ宮殿の半日ツアーに行きました。この日は祝日で、道路がすいており、パリ市内から1時間もかからずに到着しました。
9時前に到着しましたが、一般入り口はやはり相当混んでいました。私たちは団体入り口から入ることができ、待ち時間のロスはほとんどありませんでした。ツアーのメリットの1つですね。
建物の外見はきらびやかで、まさに王宮でした。内装も華美で、彫刻や絵画がたくさんありました。一部工事中の部屋もありました(残念でしたが仕方がないですね)が、「鏡の間」が圧巻でした。シャンデリアや鏡が本当に豪華でした。
それにしても中国の観光客が本当に多かったです。ある個人客が私たちの団体に紛れて入ろうとしていて、えげつないなあと思いました。
その後はオペラに戻り、ギャラリー・ラファイエットでぶらぶらしてから昼食をとりました。
ノートルダム大聖堂
そして、サン・ルイ島まで向かいました。まずジェラードに定評があるベルティオンに行きました。10分弱並んで、ラズベリーのジェラードを購入しましたが、それが本当にジューシーで美味しかったです。
そして橋を渡って、ノートルダム大聖堂に行きました。こちらは背後からの写真になりますが、立派な佇まいです。200年近くかけて建てられたため、重厚感のある建物でした。また内部の彫刻やステンドグラスも綺麗でした。
ケ・ブランリー美術館
この日の最後は、エッフェル塔の近くに有るケ・ブランリー美術館に行きました。
ガイド本にも取り上げられていないことも多いため、日本人には馴染みが薄いかもしれません。ミッテラン大統領によって建設された美術館で、オセアニアやアフリカなどのPrimitiveな時代の作品を集めた珍しいスポットです。収蔵作品が日本で回顧展される機会が少ないと思い、行きました。
最初はオセアニア大陸の展示をみました。アボリジニーの作品が多かったと思います。
アジアの展示は少なめでした。アジアでは古くから王朝が成立していたところが多かったため、王朝に関する品々が展示されていた印象です。日本に関しても、平安時代の衣装などが展示されていました。
続くアフリカの展示では、エチオピアやモロッコなど古代ヨーロッパ、中東文明と接触があった地域では、金の装飾品や衣装がたくさんのこっており、煌びやかでした。ただ中央アフリカになると、そういうものは少なくて、Primitiveな作品が多く展示されていました。
最後に見た中南米の展示では、原色が鮮やかや仮面などが印象に残っています。
作品数が多いため、常設展の作品をざっと廻ってみた感じです。英語の説明が少なかったため、作品をざっと眺めた感じですけど。とはいえ、日本ではこのタイプの美術館は少ないので、面白かったです。
その後は疲れたため、美術館に併設されているカフェでお茶してから、宿に帰りました。次の日は早朝から空港に向かう必要があったからですが。
夕暮れのセーヌ河は綺麗でした。
(15/Jul/2016更新)