BAYMAX

ディズニーによるMarbleアニメ作品です。
1年半くらい前に国際線のフライト中に見たのですが、夏休み期間を利用して久しぶりに見ました。いい作品だなと思いました。もちろんディズニーの3Dアニメの描写はすごいのですが、主人公ヒロの兄のタダシが作ったケアロボットであるベイマックスの描写、セリフ廻しが素晴らしかったです。

そもそも単純ながらもどことなく愛らしさを感じる表情と、ブヨプヨした体が可愛らしいのですが、セリフまわしもユーモアに溢れていて面白かったです。例えば、思春期と発毛に関する下りなんかはおかしかったですし。
それに最初に出てくる何気ない一言が最後のシーンで感動されられるとは思いませんでしたし、脚本も考えられていたと思います。

ベイマックス、もう大丈夫だよ、と言われるまで離れません。

しかも時間も100分程度にコンパクトにまとめられていた点も良かったです。例えば葬式のシーンはセリフなしで、描写だけで主人公たちの心情を伝えられていたと思いますし。

繰り返しになりますが、何よりもベイマックスの一言一言が印象に残りました。

私は空飛ぶケアロボットです

大切な人を失った悲しみをみんなで乗り越えましょう


個人的にはリピートして楽しみたい作品ですが、ディズニー作品であるが故に今だに廉価版が販売されていないのが残念でなりません。
とはいえ、最後に続編を匂わせる終わり方でしたので、続編に期待してます。Marble作品ですし、実績も良かったはずなので、続編があると思いますが。