三味線を選ぶ

三味線を新調しようと思っていて、先週のお稽古の時に三味線屋さんに来て頂きました。この三味線屋さんは技術が非常に高く、プロ奏者の愛用者がたくさんいるほどです。

いくつかの三味線を紹介して頂きました。
流石に原木はなくて、棹の状態に加工してもらったもの(2本)、新品(1本)、中古(1本)でした。写真は棹の状態に加工したもので値段は約60万(左)、約120万(右)でした。
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遠くから見ると違いがわかりにくいですが、木目の模様や、木の密度などが違うようです。ただ実際に演奏できないため、三味線屋さんの腕を信じるしかないのですが。

中古品は元々160-180万のレンジのもので、販売価格は約80万でした。元の値段を考えれば、だいぶお買い得だと思いました。今私が使っているお稽古用とは比べ物にならないほど、音の重量感がありました。故障箇所も少なく、なかなか良かったです。

残りの新品は約180万でした。全体的なバランスがよく、重量感も程度にありますが、なりよりも音の響きが段違いに良いです。2、3の糸の触りが響くのは当然として、1の糸の触りが響いていて、最初戸惑うほどでした。

迷いましたが、この時期限定で10%オフセールだったこともあり、奮発して定価180万の三味線を申し込みました。
後日、付属品等を揃え直して、持ってきていただけることになりました。楽しみです。

(updated on 2/Dec/2017)