香港マイル(2018年)

  • 沙田 芝1600m G1

今年の香港国際レースも4つのG1レースが組まれましたが、日本馬は勝てませんでした。
マイルのヴィブロス、ヴァーズのリスグラシューカップのディアドラの2着が最高でした。牡馬はいいところがありませんでした。
個人的には最近有力馬について、外国人騎手の都合からか使い分けが顕著になっていて、有馬やJCに出走しない馬を回したのに勝てませんでした。そもそも強い馬がノーザンファームに集中しているのですが、その馬同士が戦わないため、全体的なレベルが停滞している気がしています。
マイル、スプリントはもともと香港のレベルが高いのですが、中長距離でも圧倒的なパフォーマンスを見せられていないことが残念です。

さてマイルのレースですが、香港マイル王で昨年の覇者でもあるビューティージェネレーションが圧勝しました。
好スタートから道中は楽逃げでした。直線に入り、残り200-100m時点は本気で追われていましたが、残り100m時点で手綱を抑える余裕があり、他馬との力の差を見せつけられました。それでも後続に3馬身近くの差をつけたのですから、来年もまだまだやれそうです。今日出走した馬たちの中で一番強いなと感じました。