第12回 カペラS

  • 中山11R D1200m G3

藤田菜々子騎手騎乗のコパノキッキングが完勝しました。
好スタートを決めましたが、逃げずに4-5番手を追走しました。先頭集団が早いペースで逃げる中、先頭を主張しなかったのは良い判断だったと思います。
最後のコーナーを曲がりきった段階では抜群の手応えでした。実際、そこから追い出されてからは、他馬とは脚色が違っており、結果的に後続に2馬身半差をつけて勝ちました。

斤量が58kgだったことを考えると、馬の力が抜けていたのは確かです。それでも藤田騎手の判断、手綱捌きがあったからこそ、彼の力が引出されたと思いますし、見事だったと思います。
これで藤田騎手がJRA女性騎手初のJRA重賞勝ちを収めました。これからの活躍に期待したいです。