2019年度確定申告その2

株譲渡所得申告

ESPPで取得した海外株の売却で得た所得の申請のために行いました。
これも大変でした。昨年人生で初めて株の売買をしたたためです。
100万円を超える外貨の海外送金があり、無申告だと全額課税されそうな気がしましたので、申告しました。

申告の方式として「分離課税」と「総合課税」の2種類があるのですが、所得額が少なくないため「分離課税」方式で申告しました。
海外に上場している企業のため「一般口座の取引」ではなく、「特定口座以外の上場企業などの取引」として申告しました。
まず株の売買に関する情報をまとめます。

  • 海外株の銘柄、取引所の名称
  • 株購入時の日付、口数、単価、取得費用、TTSレート
  • 株売却時の日付、口数、単価、受領費用、手数料、TTBレート

それらの以下のようにExcelシートに情報をまとめました。

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この作業が一番大変でした。しかも海外株だと、為替レートの影響も考慮する必要があり、それが面倒でした。メインで使っている銀行のレートを使いました。
その情報を国税庁の入力フォームに記載していきました。

投信配当所得申告

投信に関しては「源泉徴収ありの特定口座」で取引しているため、申告する必要は決してないのですが、ついでに記入しました。
こちらは年始に証券会社から送付された「特定口座年間取引報告書」の内容を転記するだけでしたので、特に苦労はしませんでした。

提出

今回は妻も確定申告する必要があり、一人だと不安だということで一緒に行くことにしました(彼女は今まで確定申告に行ったことがなかったようで)。平日に行くために予定を調整するのが面倒と思い、日曜に行くことにしました。
過去の経験だと休日は混雑しているのですが、3/1(日)に行った際は空いていました。20-30分待ちを覚悟していましたが、まったく並ばずに手続きできました。。
e-Taxによる電子申告が普及したのも一因でしょうが、それよりもコロナウイルスにより外出を控えた方が多いことと、期間が一カ月(4/16まで)延長されたとのアナウンスが出たことの影響が大きいと思います。ただ国税庁のホームページを見ても未だ3/16までとなっていますので、3/17以降も対応していただけるのか不安ですが。。

二人分の書類チェックで5分もかからずに終了しました。係員さんのチェックはパスしましたが、不備があれば後日電話が来るといわれました。今回は住宅ローン控除と株の申告が初めてですので、連絡があるかもしれません。。また、係員さんから「故郷控除をしていないか」を確認されました。おそらく確定申告した場合、ワンストップ特例制度が使えなくなるため、確認されたと推測しますが、我が家では妻の方針により、ふるさと納税制度を活用していないため、問題ありませんでした。
還付金が振り込まれるのを楽しみにしています。