アベノマスク

4月1日の夜に、総理大臣から全世帯に2枚の布マスクを郵送するという発表がありました。速報を聞いた際はエイプリルフールネタかと思いましたが、政府は真剣に対応していることで、驚愕しました。
新型コロナウィルスへの全世帯に対する補償として、たった2枚のマスクしか給付しない政府、中央省庁には何も言えません。呆れを通り越しています。費用もバカにならなくて、郵送費等で1世帯200円の経費がかかり、トータルで200億円以上必要だそうです。もはや郵政族に対する献金かと疑うレベルです。そんなバカみたいなことに使わずに、違う用途で使うべきです。
この政策は霞が関の超一流大学を出た官僚が考えたものだと思われますが、その程度の発案しかできないことに絶望しています。もう手遅れでしょうが、この政策を取り下げられたならば、今の政府を少しは見直すのですが。。。しかしながら「2世帯にはマスクの枚数を増やす」とか、方向違いの意見しか出てこないので、期待できないです。こんなことに税金が使われることに怒りを覚えます。今回のように政府の政策でこんなに腹立たしくなったのなかなかありません。

しかも、30万給付金の対象が住民税非課税対象または収入が半減したもの、という条件付きで、この政策にも取り下げて欲しいです。雇用が維持されているサラリーマンには無用の長物です。そもそも住民税非課税世帯は生活保護など別の社会保障が効いているべきなのですが。。社会保障とコロナに起因する保障を一緒くたに捉えている時点で、政府がこのコロナショックで国民がジリ貧になっていくことを問題視していないことが透けて見えます。