津軽小原節

  • 青森県民謡
  • 調子:本調子

いわゆる「津軽三つ物」の一曲(ほかは「津軽じょんがら節」、「津軽よされ節」)です。
先月から習い始めました。
音がしょぼしょぼなので、いい音が鳴るように弾くようになれればなと思います。大塚さんと比べるとスケールが小さいなあと思いました。
まずは以下のことを課題として練習したいです。

  • 後ろで弾くときは思いっきり音を鳴らすこと
  • 音を止めるところはしっかり止めること


(1) 大まかな構成
前奏(よされのりズムで弾く)
→ 太鼓(基本的に三味線と被らない)
→ 前唄
→ {太鼓(三味線と被る)→ 中唄} ×3
→ 後唄
→ おわり

※中唄の伴奏は歌詞によって若干変わる。初心者は1番に”朝霧〜”を歌うことが多い。その場合は字余りになる。2番が一部繰り返しの箇所がある。3番の後半は技巧的。



(2) 歌詞

アーお山晴れたよ朝霧晴れた 裾野桔梗は花盛り 谷の向こうで馬草刈る
アー赤い頬被りひらひらと あの娘よい娘だどこの娘だ 草刈り上手で声がよい ホーハイ節がほろほろと
アー今夜踊ろよ盆踊り 可愛いあの娘の手を取りて 踊り明かそよカオカオと
  夜明け烏の オハラ鳴くまでも


民謡は仕事唄(漁師とか稲作)とかお国自慢の唄が多いので、正直歌詞にひかれることが少ないんですが、よされの『朝霧〜』の歌詞は風景描写がきれいだなと思いました。
ちなみに民謡にはいわゆるラヴソングは少ないようです。九州のほうにはちらほらあるぐらいで、東北地方には皆無といってもよいぐらいだとか。