粉瘤除去

首の付け根あたりに直径3cm程度のやわらかいコブができていることに先週の月曜頃に気づき、押すと若干いたいのと、気持ち悪かったので先週の水曜に病院で診てもらいました。
形成外科(はじめは整形外科と聞き間違えましたが)で診断してもらいました。先生に「これは粉瘤ですね〜。早めに取ったほうがいいですね。いつ手術しますか?」と診断されました。皮膚科にしてもそうですが、皮膚関係のお医者さんはためらいもなく即行手術をするのでびっくりします。以前外科で魚の目を診て頂いた時も即日手術でかなりびびりました。

ちなみに粉瘤腫とは『新陳代謝によって表皮から剥がれ落ちる垢などの老廃物が、皮膚内部(真皮)に溜まったもの』らしいです。ウィルスに感染し、破裂すると膿がでることもあるらしいので、手術を受けることにしました。最初はがんとか悪性の腫瘍でないかとおびえていましたが、悪性でないということで安心しました。
ネットで調べたところ発生頻度が高い病気らしいですね。それから粉瘤の除去は皮膚科でもできるらしいですが、傷口を目立たないようにする点なら形成外科のほうがおすすめらしいです。

ついでに右手小指にある脂肪腫(こちらは脂肪の塊)も切除していただくことにしました。こちらのほうは半年以上前からあったもので気になっていたのですが、痛くはないのでほっておいていました。せっかくなので、ついでに切除してもらうことにしました。こちらは三味線のせいかなと思ってるんですけど。

診断後に血液検査を受けました。この2ヶ月で献血や検査などで血を抜かれるのは3回目だったのでちょっとげんなりでした。


手術当日(金曜)。
外来だからたいそうな手術じゃないだろうと思っていたのですが、手術服に着替える本格的なものでした。
早めに手術室に入れられ30分以上もうつぶせにされたのはかなりつらかったです(手術が立て込んでいて先生が忙しかったのはわかりますが…)。点滴も打たれました。点滴されるのは2度目ぐらいでしたが、注射が深く刺されて血液検査よりもけっこう痛かったです。
そして、右指のほうから手術されました。
右指に打たれた局所麻酔は、すごくしびれて痛かったです。さすがに何されているのかはあまりわかりませんでしたが…。病状は大したことがないはずなのに少なくとも30分以上も手術していたので辛かったです。最後のほうは麻酔がきれかかったのか結構痛かったです。「はよ終われー」と心の中で叫んでいました。


首の方に打たれた局所麻酔は強力でほんとにしびれなどもなく、感覚が麻痺したようでした。はさみでぱっちんぱっちん切られているのはわかりましたが、全く痛くなかったです。病状はこちらのほうがひどいと思っていたのですが、結構順調に進みました。
手術中は起きていても何も見えず、動くことができないのでつらかったです。正確な手術の時間はわかりませんでしたが、2箇所合わせて最低1時間は手術していたのではないかと思います。
終わったあとは首に打たれた局所麻酔のせいかわかりませんが、頭が痛く、口と目が激しく乾いて大変でした。
右指はしびれでずーっと痛かったですが、麻酔が切れた後は首のほうが痛かったです。
2箇所の手術で2万円の出費は痛いです。


金曜は仕事が少し立て込んでいて、かつ初診断の際に先生から術後も普通にデスクワークならできると言われたので会社に行ったのですが、頭は少しぼーっとしていて、右手の小指が痛かったので正直辛かったです。右手の小指はあまり使ってはいけないと言われていましたので、最初は左手だけでキーボードをうっていましたが、流石にこの上なく不便だったので、最終的には右手も使ってしまいました。それでも小指はなるべく使わないようにしたつもりですが。


土曜に先生に手術箇所を診ていただきましたが、特に問題はないと言われ安心しました。その時はじめて傷口を見ましたが、傷口よりも糸の縫目のほうが痛々しかったです。
とにかくこの3連休は術後ということもあり、遠出することもなくおとなしく過ごしました。