- 出版社/メーカー: 角川エンタテインメント
- 発売日: 2008/08/22
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久々の映画のレビューです。最近全く映画館に行かず、レンタルもドラマばかりでしたから。
アフガニスタンを舞台にした話。アミールは召使の息子ハッサン(本当はただの主従関係ではないことが後半でわかります)の友情を描いたお話。とくにハッサンがとてもいい奴で強者にいじめられてもやり返すことはなく、アミールと仲違いしたまま生き別れた後も必死に文字を勉強し、手紙を書いたシーンなどはしんみりしてしまいました。少年時代のアミールは嫌な奴でしたが、父の死後真実を知り、自分の過去を清算するためにアフガニスタンに再び行くあたりで見方が変わりました。
なんかいいお話でした。アフガニスタン出身の原作筆者の体験がベースになっているようなので民族差別などの描写も生々しく感じました。音楽も民族音楽一辺倒じゃなくてよかったですし、中国ロケなのにアフガ二スタンの町並みを再現したのも凄いと思いました。