バンクーバーオリンピック

ダイジェストなどで少しみましたが、なんといっても女子フィギュアスケートは何度も見てしましたね。キム・ヨナ選手と浅田真央選手の金メダル争いは凄いなと思いました。浅田選手がトリプルアクセルを合計3回も飛んで全て成功させたのは凄いですね。トリプルアクセル以外のジャンプの切れもさすがだなと思いました。後半のミスが本当に残念でしたが、これからもがんばってほしいです。ラフマニノフの『鐘』という曲は始めて聴きましたが、ものすごく重厚な曲でいかにもロシアらしい楽曲でしたが、19歳なのにそれに負けずに演じ切っていて凄いなと思いました。
それに対してキム・ヨナ選手は大変プレッシャーがかかる中でノーミスで完璧に滑り切ったのは凄いなと思いました。GEO加点による点差は多少納得がいかないところがありましたが、それでも今回のオリンピックに関しては文句無しに金メダルなのかなと思いました。技術的には連続ジャンプで2回目のジャンプの高さは凄いと思いました。
個人的には以下のブログが公平な視点で書かれていてなるほどと思いました。
http://sakinko1981.jugem.jp/?eid=354


それ以外の競技でも日本の選手が健闘していましたが、全体に思ったのは以下の2点ですね。
1. 悪条件でもトップアスリートはベストパフォーマンスを出せること
2. 冬季スポーツの支援が今後どうなるか気になる

1点目はモーグルやスキーのジャンプを見て思ったことです。前者は雨まじりのコンディション、後者は風が少なく低いスタート地点という競技しにくそうな状況に見えました。この状況に苦しむ選手が多そうに見えましたが、金メダルをとった選手は状況に関係なくすばらしいパフォーマンスを魅せてくれました。4年に1回の大会だから、必ずしもベストコンディションで実施されるわけではないでしょうから、コンディションに左右される冬のスポーツで勝つには苦手な条件を少なくしないといけないのかなと思いました。

2点目はスキーのクロスカントリーなどのマイナースポーツの選手を見て思ったことです。昨今の不況で企業の支援も減って、しかも国家も大赤字ですから支援が減ることが目に見えています。どちらも仕方がないことなのはわかりますが、支援の方法とか考え直さないと無理なのかなと思いました。