DAYS 6周年記念イベント

3月も中旬になろうとしているのにみぞれが降って寒いです。そんなときにiPhoneで Whamのラストクリスマスがかかると、軽くつっこみたくたくなりました。
今日で記事の更新が10日連続になりました。自分でも記憶に無いことでびっくりしてます。ネタがあるときはあるもんだなあと我ながら感心してしまいます。逆に1、2月は更新が少なかったですからね。
そして気づいたら日記をつけた日が500日を越えていてびっくりしました。意外に日記を書いているんだなと再認識しました。


さて、今日は普段よく読んでいる DAYS JAPAN という雑誌の6周年記念イベントが文京シビックホール@後楽園であり(仕事が忙しくなかったので)行ってきました。
実はこの雑誌は存続の危機で来年度の存続が分からない状態で、来年度の存続が発表される場でもありました。
最初は編集長から購読者の推移について説明がありました。例のリーマンショックを期に購読者が露骨に減少したのには驚きましたが、どの雑誌も似たような状況なのかなと思いました。しかし、キャンペーンの効果もあり、この2、3ヶ月で購読者が9千人近くまで増え、存続することになりました。この2、3ヶ月の新規購読者数(増加数)を見た時は驚きました(会場もどよめいていました)。創刊から応援している雑誌ということもありますし、この雑誌をつぶしちゃいけないと思う人が多い人が多いということを知って、すごく嬉しかったです。
しかも放送局の取材も入っていて更にびっくりです。わたしもテレビに映ったのかな??


このイベントのメインイベントはDAYS国際フォトジャーナリズム大賞受賞作品の発表でした。この写真展でしか始めて知るような世界中の紛争や貧困を題材にしたり、またはガザやアフガニスタン等ニュースでは見るが、より当事者(加害者含む)に近い視点でとらえた作品が多かったです。中には直視できない作品も紹介されていて(雑誌に掲載されるかはわかりませんが)、正直辛かったです。詳しくは4月発売の5月号に掲載されると思いますので、気になる方は是非購入して読んでください。
救いがみえない作品が多くて、お金の寄付以外に大した救済の手段をもたない自分が情けなくなります。普段仕事が忙しくて、自分の周辺から離れた視点で考えることがなかなかないですから、刺激になります。
自分が何不自由しない生活を送っていることを思うと、題材となった方々を見ると自分のストレスや悩みがちっぽけに思えてしまいます。
このような作品はDAYS以外ではほとんど見ることができないと思います。そういう政治性や商業性を抜きにしたフォトジャーナリズムの真摯な声を届けくれる貴重なメディアである DAYS JAPAN が続いてほしいと思います。


大賞や審査員特別賞の中から読者賞の選定もして、なかなか貴重な体験でした。投票自体も珍しいですし、中には世界報道写真展で入賞している作品もあると聞いてびっくりしました。
ゲストスピーカの中にフリージャーナリストの斎藤貴男さんがいらっしゃたのですが、好きなジャーナリストの方でしたのでお目にかかれて嬉しかったです。