第141回天皇賞・春

  • 京都10R 芝3200m G1

ジャガーメイルが遂に重賞を勝ちました。今までのジリ脚が嘘のような素晴らしい末脚でした。2年前のアルゼンチン共和国杯でスクリーンヒーローに負けてから勝ち切れないキャラでしたが(国内外を問わず善戦していた)、ようやく重賞を勝てました。
当初は鞍上のウィリアムズ騎手が懸念だったんですが、というのも京都の長距離を乗りこなすのは難しいといわれているため。まさかコースの特性を抑えながら、馬の強さを完璧に引き出せるとは思っていませんでした。オーストラリアのトップジョッキーは伊達ではないですね。参りました。
2着のマイネルキッツは去年の勝ちがフロックでないことを見せてくれました。4コーナーから先頭に躍り出て突き放す内容はよかったと思います。去年の後半は残念でしたが、今回のような競馬ができれば今後も楽しみです。
3着のメイショウドンタクは少し驚きましたが、2着とは5馬身も離れた3着なので次走過信しないほうがいいかもしれません。3着以下は現状のままではG1では難しいように思います。フォゲッタブルはちょっと押し出された形の1番人気でしたかね。人気が落ちたときに狙うのが面白いと思います。