第17回NHKマイルカップ

  • 東京11R 芝1600m G1

カレンブラックヒルが2着に3馬身半の差をつけて快勝しました。戦前はNZT勝ち馬が不振だとか、鞍上に一抹の不安があったりしましたが、そんなことを払拭する強い内容で勝ちました。
逃げ馬が不在のため、スローになったら不利だなと思っていましたが、そこは鞍上の秋山騎手も計算していたらしく、好スタートから無理に控えずに自分のペースで逃げたのは立派でした。しかも全後半をほぼ47秒台のフラットなペースでまとめて、400mをきったところで2の脚を使って突き放した内容は完璧だったと思います。府中のマイルG1を逃げて勝った馬は、ほとんどいないと思いますので、カレンブラックヒルの実力も抜けていると思います。
イメージとしては父のダイワメジャーと被るのもありますが、無理にダービーに出走しない方がよいのではと思います。秋山騎手&平田厩舎のコンビはベッラレイアオークスでかなり悔しい思いをしたと思いますが、そのコンビでG1初制覇できて何よりではないでしょうか、おめでとうございます。
それから、シゲルスダチ&後藤騎手が落馬事故に遭いましたが、大事に至らず本当によかったです。少なくともシゲルスダチは外傷がなく、よかったです。事故ほど悲しいことはありませんから。。