第54回宝塚記念

  • 阪神11R 芝2200m G1
オルフェーヴルは運動誘発性肺出血のため回避したのが残念ですね。凱旋門賞も厳しいかもしれません。
症状が症状なだけに本調子に戻らなければ、引退したほうがいいと思います。もう十分すぎる実績やパフォーマンスをあげてきましたから。
 
とはいえ、ジェンティルドンナゴールドシップフェノーメノのG1馬が3頭揃いました。
 
レースはゴールドシップが完勝しました。今日もスタートはよくありませんでしたが、内田騎手が積極的に押していって、珍しく4番手でレースを進めました。結果的にジェンティルドンナをマークするような形になりました。
直線入り口では、ジェンティルドンナゴールドシップフェノーメノの3頭が並んでいましたが、そこからゴールドシップが抜けて、3馬身半の差をつけて勝ちました。
先行していても、3コーナー手前では内田騎手が追い通しでした。それでも直線は一番伸びていたのには驚きました。
着差が予想以上についたのは、馬場の恩恵が大きいでしょうけど、得意な条件では力を見せつけるところが好きです。今日のパフォーマンスならば、オルフェーヴルとの対決もみたかったなと
何よりも折り合いに難がないことは大きいですね。
凱旋門賞でも好勝負できそうな気がしますが、個人馬主さんには(コストの)ハードルが高いのがネックですね。
 
3着のジェンティルドンナは牝馬としてはがんばったと思います。ただ、重たい馬場、ゴールドシップにマークされたなど、条件が揃わなければ牡馬に勝ちきれない感じがしました。府中の瞬発力勝負になれば、逆転は可能だと思います。少なくともロンシャンの馬場は合わない気がしています。
 
2着のダノンバラードは川田騎手の積極的な好騎乗も光りましたが、この条件がベストでしょうね。
4着のフェノーメノは物足りない内容でしたね。重たい馬場もこなせると思っていたのですが。。