第58回有馬記念

  • 中山10R 芝2500m G1
オルフェーヴルが圧倒的な強さで引退レースを飾りました。最近おもしろいと感じるレースが少なかったため、競馬のレース回顧をしていませんでしたが、久しぶりにゾクゾクしたレースでした。
 
有力馬が回避したり、オルフェーヴルゴールドシップの体調が不透明だったこともあり、レース前はあまり期待していませんでした。
レースはルルーシュが逃げ、オルフェーヴルゴールドシップが後方待機という展開でした。3コーナー手前からゴールドシップが進出を始めたと思えば、オルフェーヴルが急加速して、4角で先頭に立ちました。最後は2着のウインバリアシオンに対して、8馬身差をつけました。オルフェーヴルは決してベストの状態でないと思っていましたが、ココまで圧倒的なパフォーマンスを見せつけるとは思いませんでした。有馬の引退レースは案外というケースが多いですが、シンボリクリスエスばりの圧勝でした。強い馬が正々堂々と圧倒的な強さを見せつけて勝つというレースが少なかったので、ゾクゾクしました。
レース後のオルフェコールから、たくさんのファンに愛されているんだなと思いました。自分も叫びたかったです。
レース後に池添騎手が「オルフェーヴルが世界で一番強い」といっていたのに同意したくなりましたし、そういう騎手に跨がってほしいと思いました。
これから種牡馬になりますが、素敵な産駒を輩出してほしいです。
 
メンバーは低調と言いましたが、2着のウインバリアシオンと陣営にがんばったと思います。不治の病と言われる屈腱炎から立ち直り、完調したかわからない状態でG1に挑戦した点が素晴らしいですし、それで3冠の時のように、オルフェーヴルの2着に来たことに嬉しくなりました。
 
ゴールドシップはベスト条件だったと思いますが、それで3着でしたので、来年以降レース選択が難しそうですね。