四畳半王国見聞録

四畳半王国見聞録 (新潮文庫)

四畳半王国見聞録 (新潮文庫)

京都の阿呆学生の妄想、日常を描いたオムニバス形式のお話です。話の時系列が単純ではないため、初見ではわかりにくいところが、いくつかありました。ただ森見氏の小説をいくつか読んできましたが、こういう阿呆学生の妄想、日常を描いた話が格段に面白いと感じます。

四畳半神話大系のキャラも少し出てきますが、そこはとても面白かったです。私が四畳半神話大系が好きからなのですが。難しいことを考えすぎずに、ゆるく楽しむのがいい気がしています。