わたしの哲学入門

木田元さんが、自身の哲学の出会いから、ハイデガーが問題視した「存在」の問題について、西洋哲学のの文脈の中で解説した本です。
序盤は難しくありませんでしたが、哲学の話が本格化してからは難しく、文面をなぞるだけで精一杯でした。

1、2回読んで理解できるほど簡単な内容ではないとはありませんでしたが(哲学に興味がない人に向けて書かれた本ではないと筆者が言っていますし)、哲学書というのは、問題提起となる発想の動機の理解できれば、もっと面白くなるのかなと何となく感じました(筆者も説いていることですが)。