第90回 中山記念

  • 中山11R 芝1800m G2

ダービー以来の出走となったドゥラメンテが完勝しました。
少し前までは中山記念AJCCなどのように古豪のリピータレースだったのですが、 最近はドバイの前哨戦的な位置づけになったためか、中距離のエース格が出走するように なりました。メンバーのレベルは結構高かったと思います。

ドゥラメンテはスタートで出遅れることなく、道中は中段前目を追走しました。直線入り口では他の有力馬よりも早めにスパートして、最後はアンビシャスの追撃を振り切ってゴールしました。
休み明け、大幅な馬体増などを考えると、復帰戦を勝てたことは大きいと思います。しかも同期の2,3着馬には2kgの斤量差がありながら、負けていないですからね。
それに古馬になってからパッとしないダービー馬は多いので、ドゥラメンテにはがんばってもらいたいです。 ドバイなら好勝負ができそうだと思います。
それにしてもデムーロさんの重賞5連勝はすごすぎます。

最後ドゥラメンテに詰め寄った2着のアンビシャスは強くなっているなと思いました。間隔をあけて使っているので、これからも良化が見込めそうです。母父エルコンドルパサーなので、底力が求められるレースなどで期待できそうです。
3着のリアルスティールは最後は伸びてはいるものの、1,2着とは力の差を感じました。1線級相手だと相変わらず勝ちきれないですね。
先々週の京都記念のサトノクラウンもそうですが、4歳馬が古馬戦線を盛り上げてくれるのはうれしいですね。 とはいえ、京都記念中山記念組の4歳馬は天皇賞・春には出走しない(国内に適鞍がない)のが勿体無いです。

それに引き換え3年前と2年前の皐月賞馬のロゴタイプイスラボニータはさっぱりでした。ロゴタイプ能力的に1戦級相手だと厳しいですね。イスラボニータ古馬になってから安定感がなくなったような。。

(2/Mar/2016更新)