高校野球@甲子園

大学生になってから高校野球を見なくなりましたが、お盆期間に関西圏にいるので、夏の高校野球の全国大会を生観戦することにしました。甲子園球場へ初めて行きました。
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球場の外壁は、つる草に覆われていて古いイメージを持っていました。実際、つる草が生えていたのですが、数年前に改修工事がなされていたため、新しいなと感じました。

朝起きるのが早くなかったため、甲子園に到着したのはお昼前でしたので、外野席で観戦することにしました(指定席を待っているお客さんがたくさんいました)。
外野席の後方でしたが、選手が何をしているかは大体把握できましたし、全体を俯瞰できましたので、無料だと考えるとアリでした。
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球場の熱気は物凄かったです。応援の熱気もそうですが、単純に気温が高かったの大きいと思います。特に外野席は直射日光で、影がほとんどないため、蒸し風呂にいるような感覚でした。日中症対策のため帽子を着用し、日焼けのために大きめのタオルを羽織りました。
2試合目の後半と3試合目を観戦したのですが、結果的には、首回りや上腕部の日焼けは防ぐことができました。しかしながら、タオルで日差しを遮ることができなかった手のひらと手首はものすごく日焼けしました。数日間、日焼けが痛かったです。帰ってからは日中症のせいか、軽い頭痛があり、ゆっくり休みました。
それから、吹奏楽の応援は迫力がありました。観客としてはテンションが上がりますが、あんな過酷な環境で演奏しているのは気の毒に思いました。


2試合目の明徳義塾と境の試合は、明徳義塾が勝ちましたが、力差を感じる内容でした。ただ、試合中に不可解な判定がありました。
これは酷い...明徳義塾-境戦で起こった世紀の誤審が波紋を呼んでいる - NAVER まとめ
明徳が一方的に押していたので大勢に大きな影響がなかったかもしれませんが、釈然としませんでした。私は審判の説明が理解できませんでした。実際、球場の観客も???な反応でした。
ビデオ判定もなければ、審判への抗議もできないらしく、なんだかなあと思います。


3試合目の盛岡大附岡山県創志学園の対戦は、実力が拮抗していて、点の取りあいの展開で面白かったです。
序盤で創志学園が4点取った時は、試合の大勢は決まったのかなと思いました。ピッチャーも150km近いストレートを投げていて、盛岡大附の打者が打ちあぐねていたからです。ただ、途中から盛岡大附が捉えてからは、乱打戦になりました。
この試合はエラーが多かったり、大味な試合でしたが、盛岡大附が打ち勝ちました。高校生なのでエラーは仕方ないですが、そういうミスが多いとつまらなく感じてしまいます。
体力的にきつかったので、4試合目の鳴門高校智弁学園の試合を見ずに帰りました。


プロ野球と比べて、試合のテンポは良いですし、選手の一生懸命さは伝わるので、観戦自体は良かったです。
ただ、あの過酷な環境で観戦するのが辛すぎるのと、誤審に象徴されるような高野連の態度が気に入りませんので、毎年応援に行くかと聞かれると微妙です。

(updated on 16/Aug/2016)