PiTaPa

関西の私鉄では、SUICAのようなプリペイド式のカードではなく、PiTapaというポストペイ方式のカードが導入されています。
ポストペイ方式のためクレジットカード並みに審査が厳しく、申込~カード入手まで2-3週間要するため、普及率が決して高いとはいえません。磁気定期券の利用者も多いです。大阪市営地下鉄だとPiTaPaと定期券をマージできないのです。代わりの割引の仕組みはあるので、損はしないのですが。そのため、通勤時に改札口でつまることがあり、その際は煩わしく感じます。実際、関東に比べて電子ICだけに対応した出口の数が少なく感じます。
オートチャージの仕組みや、乗車回数に応じた割引など便利な仕組みはいろいろあるのですが、個人的にはSUICAのようなプリペイドカード式のほうが分かりやすいので、好きですね。

ただ世界的にはプリペイドカード式の乗車券が普及しているように感じます。例えば、私が訪れた外国の都市(台湾、香港、パリ)では切符を使う人は非常に少なくて、地元民も観光客もプリペイドカードを使っている人が多かったです。東京でも「みどりの窓口」の近くで、複数の外国人観光客から"Where can I get prepaid card?"のような類の質問を受けたほどです。