津軽三味線プレゼンテーション大合奏

津軽三味線による津軽じょんがら節の大合奏に参加させていただきました。参加人数が2100人という大人数で驚きました。こんなに大人数だったため、スタンバイに30分ほど要しました。

観客と演奏者が半々、もしくは後者のほうが多いかも?という人数比でしたが、それでも地下1階の観客席が満員で、今まで演奏した中では一番の観客数だったと思います。その中で演奏させてもらったことはありがたかったです。ちなみに出演者は青、赤、黄、緑、黒の5色の法被を着ており、色鮮やかだったと思います。
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演奏自体は、リハよりも走ってしまい(テンポが速くなってしまい)ましたが、全体としての体裁は保たれていたと思います。自分としては、走り過ぎないように、かつ置いてかれないことを意識しながら一生懸命引きました。
演奏後は会場中から盛大な拍手をいただいて、嬉しかったです。アンコールをいただいたのですが、持ち曲が一曲しかないため、何を演奏するのだろう?と思いましたが、結果的に同じ曲を2回演奏する形になりました。

今回は東京オリンピックに向けて政治家に対するアピールの意味合いが強かった(実際数名の議員さんが見に来られました)ですが、自分としては武道館という大コンサートが開催されるような会場で演奏できることが嬉しかったです。しかもこれからオリンピックに向けて改修されるわけで、その前に演奏できたことはとても良かったです。交通費は自腹で決して安くはなかったですが、貴重な経験だったと思います。

また同一楽曲を同一楽器で合奏するというギネス記録への挑戦も兼ねていました。ギネスの監視員というのがそこそこシビアで50人につき1人付いており、ダミーでないかチェックしていました。弦が切れてしまった場合もカウントされないため、前半は弦を切らないように気をつけました。実際200人近くがアウトで、1911人で認定されました。まあ、それでも前回の記録1100人を大きく更新したので大変なことだと思います。
内容は何であれ、自分の名前が記録に残らなくても、ギネスの更新すること自体経験できる機会が少ないですから、それ自体おもしろい経験だったなと思います。
某テレビ局のカメラが入ったらしいですが、この様子が放送されたかどうかは、わかりません(私は基本的にTVを見ないものですから)。

最後に、今回参加して感じたことは若い人たちが私が想像していたのよりもたくさん参加されたことです。今まで日本民謡協会主催の大会にを何度か見たり参加したことがありますが、本当にご年配の方ばかりで、そのギャップにまず驚きました。座席はグループ毎に割り振られるのですが、私たちの隣は学生さんだと思われるグループで、前日のリハもしっかり参加するほど、やる気もある人たちでした。津軽三味線って若い人たちに人気があるんだなと初めて肌で感じました。

(updated on 24/Oct/2016)