第70回福岡国際マラソン

今日の昼、たまたまTVをつけたらマラソンが放映されていました。走るようになってからはマラソンのTV中継を見ることが多いのですが、今日のレースは見ていて面白かったです。
序盤はスローペースでしたが、22km頃からペースメーカーが消えて、アフリカ勢などトップランナーが仕掛けた時に川内選手が日本人選手で唯一付いていきました。先頭集団からエチオピアのツェガエ選手、ケニアのマカウ選手らが抜け出しましたが、その後方の集団の中で脱落せずに、諦めずに追走して、結果3位まで追い上げました。
スローペースで展開しても、日本人選手は中盤の急激なペースアップについていけないことが多いのですが、そこについていって、最後まで諦めずに追走した選手を見たのは久々だと思います。ペースアップについてけずに入着を狙うレースをする選手ではなく、こういう自分で仕掛けたり、先頭集団についていって勝負するような選手に世界選手権やオリンピックに出走してほしいと思います。解説の瀬古さんもベタ褒めでした。
しかも川内選手は体調が万全ではなかったので、びっくりしました。川内選手はゆっくり休んで、次のレースに臨んでほしいです。
Yahoo!ニュースのコメントでも多いのですが、実業団の選手が不甲斐ないなと感じてしまいました。