準備〜送迎
朝8時40分頃からウェディングプランナーに向かい、彼女のメイクが始まりました。それから1時間強ほど私は完全放置でした。しかも自分のメイクとヘアセットをつけなかったため、ただ待ちました。写真の仕上がりを見ると、メイクしなくても然程問題ないように感じたので、申し込まずに良かったと思います(ウェディング業界のこのあたりのサービスは課金ゲームと変わらないので、気づいたら数万見積もりより増えますから)。
彼女のメイクと着付けが終わった後、ドレス姿を初めて見ましたが、お姫様みたいできれいで、とても似合っていたと思います。式場の雰囲気にもぴったりだったとので、ステキなchoiceだと思います。
その後馬車でヴェッキオ宮殿のあるシニョリーア広場まで向かいました。馬車に初めて乗りました。多少上下するものの、それほど気になりませんでした。
移動中はシェードが掛けられていたため、外から中の様子はあまり見えなかったと思います。
シニョリーア広場に到着し、シェードがオープンした時には、それなりに注目されました。いきなりアジア人の花嫁が出てきたらビックリしますからね。写真もいくらか撮られました。そういうことは覚悟してましたから、むしろ「撮ってくれ」という気持ちでした。
その後衛兵さんに引率されて、観光スペースを横切り、挙式が行われる真紅の広間へ向かいました。
挙式@真紅の広間
挙式が始まる前、10分程度時間がありましたので、遠方まで参列してくれた彼女の親族や、友人達と写真撮影して過ごしました。
そして真紅の広間に入場しました。その際は新婦のドレスを踏まないことに一番気をつけつつ、堂々と歩きました。
真紅の広間の写真は手元にありませんが、部屋が真っ赤で大型の絵画が3点ほどあり、フィレンツェが首都だった時代のまま保存されており、本当に素敵なところでした。
それより何より良かったのが市長さんの言葉です。教会で行われる結婚式では「汝はxxさんを一生のパートナーとするか」といったテンプレ的なやりとりでうんざりしたのですが、イタリア民法の要所(共同生活する者として、責任を分け合い、相手を尊重するなどといった内容)の説明がなされ、個人的には面白かったです。
当たり前のことですが、そういうことを自分たちの前で説明されることで、改めて結婚ってこういうことなんだなと考えました。
そして自分たちの身元確認もされ、誓約書にサインしまし、最後に市長(代理)に承認のサインをいただき、無事に閉じることができました。
そのあとは真紅の広場で写真撮影を15-20分程度行い、参列者の方々とは一旦解散しました。
写真撮影の際は下をうつむかないように前方よりやや上方を向くことと、笑顔、目を見開くことに気をつけました。