第19回 チャンピオンズカップ

  • 中京11R D1800m G1

先週に続き、3歳馬のルヴァンスレーヴが勝ちました。

この馬は普段はスタートが良くないため、中段からのレースが多いのですが、今日は好スタートを決め、内枠の利を生かして2番手を追走しました。

逃げたのは、JBCレディスクラシック勝ち馬のアンジュデジールでしたが、この馬を残り200mほどで交わしてからは、後続を2馬身半差をつけて完勝を収めました。今日は本当に文句のつけようがない内容で、直線も後続を突き放していますから、順調なら来年はこの馬の一強かなと感じています。鞍上のデムーロ騎手の騎乗ぶりも完璧だったと思います。

3歳馬がこのレースを勝ったのは価値があると思います(古馬のレベルが高くないとはいえ)。アロンダイト以来のことですし、阪神、中京に移ってからは初めてのことですし(時期が12月に移って斤量差がなくなった影響が大きいのでしょう)、そもそも秋初戦の南部杯を3歳で勝ったことがもっと凄いのですが。

 


アンジュデジールの逃げも、結果的に4番手に残るのも意外でしたが、横山騎手が逃げると怖いなと感じました。

2着には最後方待機ながら4コーナーから直線にかけて内をついたウェルスタールンドが入りました。外に膨れがちなコース特性を生かした藤岡騎手のファインプレーだと思います。

3着には3番人気のサンライズソアが入りました。もレイラ騎手の騎乗は良かったと思いますが、最後ウェルスタールンドに差し切られたあたり、勝負弱い馬だなと思いました。

2番人気のケイティブレイブは11着に沈みました。着外のイメージはないのですが、今年のフェブラリーSも11着だったんですね。今日はもう少し積極的に乗った方が良かったように感じます。