AFC Asian Cup 2019 Semi-final 日本VSイラン

日本代表は今まで苦戦を強いられ、このイラン戦はかなり苦戦するだろうと思っていました。
実際前半は幾度か危ないシーンがありましたが、後半は日本が先制点をとってから、日本チームががんがん攻めて結果的に3-0で勝ちました。

攻撃面ではとにかく大迫選手の貢献が計り知れないです。彼が2点取りましたが、それよりも前線でキープしたり、2列目の選手とのコンビネーションにより、南野選手たちが生き、攻撃の連動性が生まれることによる効果が大きなと思いました。南野選手は自身で得点はとれませんでしたが、今までの空回りぶりが嘘みたいに効いていました。大迫選手と2列目の選手たちが躍動した後半のサッカーは本当に面白かったです。
個人的には大迫選手はロシアW杯前から替えのきかない選手だと認識していましたが、このアジアカップで彼の存在の大きさを見せつけられた感じです。戦術大迫となっている今、その代わりの選手が育っていないのは憂慮すべき事態です。彼の代わりが育たないなら思い切って、別のアプローチでサッカーできるフォーメーション、メンバー選定をしないと大迫選手に万が一の事態が発生した場合、厳しいなと改めて感じました。

最後の原口選手のダメ出しもよかったです。原口選手は守備でとても貢献していましたが、得点がとれてよかったと思います。終了間際でもあんなにダッシュできる点が素敵です。
予選では調子の出なかった(試合勘が鈍かった?)柴崎選手も要所要所で鋭いパスを出していて、決勝に向けて復調している点も好材料です。

守備では冨安選手が素晴らしかったです。相手エースのアズムンに全く仕事をさせなかったのは、勝利に大きく貢献したと思います。まだ20歳ですから、これからもっともっと成長してほしいです。
後半終了間際のイランのラフプレーはひどかったですが、それ以外はナイスゲームだったと思います。久々に深夜まで起きていてテンションが上がりました。
骨のある相手に好内容で勝てたのは非常に大きいです。