WORK RULES !

 

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

ワーク・ルールズ!―君の生き方とリーダーシップを変える

 

Googleの人事部長が書いたもので、人事の友達に勧められて、買ってみた本です。そういうパッションが優秀な人材を惹きつけているのかもしれません。

まず著者の人事業務に関する熱量がすごいなと思いました。

日本企業にはフィトしない考え(例えば報酬の差別化など)もありますが、外資で働く分にはheadquarter のbackground や考えを知る分には有用でした。

HRやManagerだけでなく、平社員でも参考になることがあると思いますので、興味があれば一読してみると良いと思います。

面白い箇所をいくつか引用します。

ミッションについて

私たちはみな、自分の仕事が重要なものであってほしいと願っている。自分が世界に変化を起こしていると知ることほど、モチベーションを高めるものはない。(中略)

意外なことに、転職かどうかは自分の考え方次第だということがわかっている。

新入社員を選ぶために

・求める人材の基準を高く設定する

・自分自身で採用候補者を見つける

・採用候補者に入社すべき理由を伝える 

ハーバード・ビジネススクールの一部の卒業生が伸び悩む理由

優れた学習能力を持つと多くの人から思われている人から思われている人々が、実際はそうでもない。彼らは十分な教育を受け、精力的に仕事に取り組み、献身的に働く専門職で、現代の企業で重要な指導的立場を占めているが...簡単に言えば、専門職の多くはほぼ確実に成功するから、失敗をほとんど経験していない。そして、失敗をほとんど経験していないから、失敗からどのように学べばいいかを学んでいない...。つまり、彼らの学習能力は、それが最も必要とされる瞬間に停止する。

人を信用する

組織やチームの人々と正直に向き合い、情報を開示して、仕事の進め方に発言権を与える。

小さなことから始めよう。 (中略)あなたが決断を下した背景について、社員が質問できる雰囲気を作る。

社員には、自分が経営する会社だと思って行動してほしいのだから。

それを可能にする唯一の方法は、自分の権限の一部を手放して、社員がその権限を担えるように成長する余裕を与えることだ。