キングヘイロー

先日元競走馬のキングヘイローが老衰のため亡くなりました。個人的に思い入れのある一頭でしたので、ショックでした。

 

3歳時の東京スポーツ杯3歳Sの勝ちっぷりはすごくてクラシックは楽しみでしたが、4歳時は1勝もあげることができませんでした。

ただ印象的なレースはいくつかありました。逃げて大敗したダービーの印象は強いです。福永騎手にとっては痛恨だったと思いますが、この経験が去年のワグネリアンに生きたと思います。そしてスペシャルウィークに最後まで食い下がった京都新聞杯も印象的です。

5際になり、東京新聞杯中山記念を連勝したときは、G1を勝てるかなと思っていました。しかし当時マイル路線はエアジハードが立ちはだかっていて、この年もG1を勝てませんでした。

そして6歳になり、高松宮記念で強烈な追い込みでG1を制覇したときは感動しました。結果的にG1はこの1勝に留まりましたが、1200m-3000mまで幅広い距離でがんばっていたと思います。また首が高い走法も個性的で、緑のメンコともにトレードマークでした。

(年齢表記は当時のものです)

 

種牡馬としても、ローレスゲレイロ(スプリンターズS高松宮記念)、カワカミプリンセスオークス秋華賞)などを残しました。ダンシングブレーヴからのサイアーラインが残るかどうかはローレスゲレイロ次第ですかね。。

最近、私の中で競馬熱が高かった1998-2000年頃に活躍した名馬が多く亡くなっていて、時の流れを感じるのと同時に悲しい気持ちになります。